入浴剤のススメ

塩化ナトリウム系入浴剤

◆塩化ナトリウム系入浴剤とは

塩化ナトリウム系の入浴剤も、前に紹介した無機塩類系に分類されます。
しかし、同じ無機塩類系でも塩化ナトリウム系の入浴剤は性質に大きな特徴があるため、当サイトでは別の種類として紹介します。

まず塩化ナトリウムとは、

、です。
つまり主成分が塩で出来た入浴剤で、

「バスソルト」

と言う呼び方もします。
入浴剤のパッケージに「岩塩」や「ソルト」の文字が書かれていたり、入浴剤の成分の欄に「塩化ナトリウム」が最初に書かれていれば塩化ナトリウム系の入浴剤と言えます。

この入浴剤の特徴は、

もの凄く温まる

、です。
塩(塩化ナトリウム)を配合すると、温泉の泉質名で表すところの「ナトリウム―塩化物泉(旧泉質名:食塩泉」)に近い効能があり、塩が皮膚に膜を作り汗の蒸発を抑える事で、湯上り後も

高い保温効果

を得られます。
その保温効果は強力で、

ぬるま湯で半身浴をしていても

汗が止まらない

ほどです。
他の入浴剤と比べて効き目の強さをハッキリと感じられる事でしょう。

半身浴ブームの頃から、急激に塩系入浴剤が普及し、最近は商品の種類も豊富になりました。
とにかく、身体が温まり汗が湧き出るのが特徴です。

「半身浴できれいになりたい」

「お風呂で本を読みたい」

という人は、間違いなく塩化ナトリウム系の入浴剤をお勧めします。


◆使用上の注意

強い効能を持つ塩系入浴剤ですが、悪い面もあります。
実は、塩は風呂釜を痛める原因となります。
塩系入浴剤のパッケージを見ると
  • 「追い焚きをしないで下さい」

  • 「残り湯は長時間放置しないで下さい」

  • 「使用後は風呂釜内部、循環フィルターを清掃して下さい」

  • 「残り湯は洗濯に使用できません」

と、書かれています。
「なんだか使いづらいなぁ」と思うかもしれませんが、
  • 追い焚きはしない(した場合はフィルターを洗う)

  • 使用後は風呂釜から湯を捨て、清水で洗い流す。

の二つに気を付けていれば一切問題はありません。
(もし守らなくても、そんなに問題ないと思います)

近頃はリラックス効果の高い香りの付いた塩系入浴剤が出回っています。
たまにはのんびり湯船に浸かり、贅沢な時間を過ごすのも良いかもしれません。



おススメ入浴剤




クナイプ(Kneipp) クナイプ バスソルト トライアルセット (50Gx7) 入浴剤

日本上陸30周年を迎えたドイツ生まれの入浴剤。今では多くのクナイプ入浴剤が市販されバスソルト界を代表します。 初めて塩系の入浴剤を試す方、半身浴を始めたい方は、まずはトライアルセットをおススメします。




天然ヒマラヤ岩塩1kg ミネラルピンク バスソルト (入浴用) 便利なスタンドパックに専用計量スプーン付

ヒマラヤ山脈の太古の深海水を自然結晶したミネラル豊富な岩塩です。 塩化ナトリウム効果で芯から身体は温まり汗が止まりません。 量にしては値段が安く気軽に使えるのが嬉しいところです。




ジーピークリエイツ セルデクルール (1セット)

フランスのブルターニュで採れた自然塩に天然エッセンシャルオイルや植物エキスを配合したカラフルなバスソルです。 見ているだけでも楽しい見た目は、贈答用にもピッタリです。





次に、漢方系の入浴剤を紹介します。

>>漢方系入浴剤


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